タイムカプセルの時間 北部小学校卒業生
松戸市の北部小学校の卒業生が6日、母校の体育館に集まり10年前に卒業記念に実施したタイムカプセルを開封した。寄せ書きや手紙などを読み直し、当時を懐かしがった。
集まったのは平成24年度卒業生の70人と当時の担任3人、保護者ら。
2年前に行われた「二十歳の集い」はコロナの影響もあり自宅でリモートで参加していた。タイムカプセルの開封は延期となっていた。
久しぶの再会となるこの日、ひとりに1個のタイムカプセルが担任の先生から手渡しされた。
カプセルは可愛らしく装飾され、友達からの寄せ書きが書かれている。集まった卒業生は手紙を読むと、恩師や友人と思い出話に花を咲かせた。
先生の思い出は
「赤いスカーフ。登っても登ってもたどり着かない臨海で身に着けていました。1回目は台風が来て流れて…2回目は途中で雪が降って来て…いろいろ思い出が沢山あります」と会場が騒然となった。
「(教諭として)担任が初めて、卒業生を出すのも初めてだったので印象深く、先生としての原点がここのみんなだった」
「若さゆえに今では許されないことも沢山してた(笑)。でも一生懸命やっていました!情熱が一番あった」
当時から卒業対策委員の推橋さんは
「20歳の時にコロナで延期となりましたが、今こうして開封式が開催できてうれしいです。小学校の繋がりもこれから大切にして欲しい。準備する段階から楽しくて楽しくて、しかもこんなに集まってくれて」と10年間長く続いたPTA活動を笑顔で終えることができた。
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≪当日の開封式の動画≫